君の名は。を見てきました
君の名は。を友人に誘われたので観に行きました。
新海監督の作品を鑑賞するのはこれが初めてです。小説は未読です。
ネタバレ全開で行きますのでまだ見て無い人は見ないでね！
結論としては期待以上に楽しめました。下に色々書いてるんですけど1800円の価値は十分にあると思います。
もし新海監督の作品なんとなく好みに合わないなと思う食わず嫌いの方がいらっしゃったら見てみてください。
王道だし感動して泣いたわけでもないですが、逆に言えば安心して観ることが出来たかな。
・以下その所感を書き留めておきます。
前半が時間軸の異なる男女(瀧くんと三葉)の入れ替わりを、後半が主に瀧くんが三葉に会いに行くお話です。
後半で実は時間軸が異なっていたとかそもそも三葉死んでるとか明らかになってきます。
前半でお互いルール決めて日記にその日の行動を書くとか程よいリアリティが良いです。
まあ電子データじゃなくて紙媒体ならなお良かった。
後半は自分の描いた絵から場所を探すという無茶っぷり。
そこまず地名とか決定的な情報から検索しない？と思いましたが、劇中の記憶の消え方から考えるとそういう重要な情報から消えていくのかなと解釈。
で風景とか日常のやりとりとかが残ると。
三年間のズレを特定しなかった(出来なかった？)り、住所を特定しなかった理由にもなるのかもしれません。
でもスマホで日記書いてるしなぁ…。
私の想像ですが、もしかしたら特定したのにその都度忘れてしまったのかな。それならそういう描写が欲しいところです。
二時間弱から考えると仕方がないとも思いますが、もっと前半の入れ替わりを色々描写してくれた方が後半を引き立てたと思いました。
もっとも監督自身が編集を行っているだけあって、ここいらないだろって所も特になかったので難しそうではあります。
敢えて言うなら先輩いなくても良かったかな～。
チンピラのシーンはいらないです。
三年のズレを気づいてなかった三葉が、瀧くんと奥寺さんのデート当日と思って上京したときに、三年前の中学生時の瀧くんに会ってるのね。だから受験対策のためか単語帳見てたのか！
やっぱり三葉が東京に行くシーンはもっと詳しく描いてほしかったなぁ。
私はあのシーンが中学生の瀧くんと会ったと理解してなかったので、その後の三年前に会っていたという瀧くんのセリフが？でした。
瀧くんは死亡者名簿を見た時点、三葉は終盤瀧くんと入れ替わって吹き飛んだ街を見た時点で時間のズレに気づいたと思ってしまっていました。
というかこの時間のズレと入れ替わりに関しては、観終った後に色々調べてみましたが、やっぱり良く分からない状態です。
今から思い返すと瀧くんと三葉がズレに気づいてる反応をしたと思ったら、何それ！？みたいな反応もするので正直混乱気味で良く分からなかったですね。
父親を説得した下り、宮水家の設定はもう少し分かりやすく、かつ詳細に描写が欲しかったかな。
特に親父さん、自分の娘異常者扱いしてたでしょ。宮水家の役割分かってなかったの？って感じです。
恐らく説得されたのだから、少なからず事情は把握していたのではなかろうか。
ウィキによると民族学者だし、元々宮水家とか彗星について調べてたのかも。
もし奥さんと入れ替わりがあったならなおさら。三葉(中身は瀧くん)に病院行けの後に、誰だお前みたいに言ってたし、彗星はともかく入れ替わりに関しては知っていたと解釈しました。
想像ですが、瀧くんと三葉みたいに思春期で入れ替わってて、そこから民俗学に進んだのかなとか思っちゃった。
それでで、めでたく奥さん(二葉さん)と結婚したものの、
亡くなった奥さんへの愛情とおばあちゃん=神社側との確執というか意見の相違から、超常的な力ではなく政治によって街を守るって感じにシフトしたのかもしれない。
この辺りは二葉と結婚したのであって神社としたのではない的なセリフから想像しました。
親父さんは奥さん第一、おばあちゃんは彗星回避(というかしきたり？)第一で奥さん(娘さん)が犠牲になるのも致し方ないみたいな。
もし三葉(というか瀧くんか)が大火後に彗星の衝突回避のための入れ替わりと気づいた最初の人物なら、親父さん説得できた意味が分からないし。
説得できた=ある程度事情を知っていたに一票。
それからおばあちゃんや歴代の巫女さん方＆旦那達も同じ経験してたなら、大火後に新たに文献なり作って残しておきなさいよとも思いました。
記憶が消えるにしても多少は何かしら残せるでしょ。
個人的には彗星での被害の改変という大きなスケールではなく、三葉一人の生死を改変するくらいが丁度良かったのではないかと思います。
過去作と同じになっちゃうのかもしれませんが。
やっぱり一回観ただけじゃ分からないこと多いな～。
拙文ですが何卒ご容赦下さいませ。
新海監督の作品を鑑賞するのはこれが初めてです。小説は未読です。
ネタバレ全開で行きますのでまだ見て無い人は見ないでね！
結論としては期待以上に楽しめました。下に色々書いてるんですけど1800円の価値は十分にあると思います。
もし新海監督の作品なんとなく好みに合わないなと思う食わず嫌いの方がいらっしゃったら見てみてください。
王道だし感動して泣いたわけでもないですが、逆に言えば安心して観ることが出来たかな。
・以下その所感を書き留めておきます。
前半が時間軸の異なる男女(瀧くんと三葉)の入れ替わりを、後半が主に瀧くんが三葉に会いに行くお話です。
後半で実は時間軸が異なっていたとかそもそも三葉死んでるとか明らかになってきます。
前半でお互いルール決めて日記にその日の行動を書くとか程よいリアリティが良いです。
まあ電子データじゃなくて紙媒体ならなお良かった。
後半は自分の描いた絵から場所を探すという無茶っぷり。
そこまず地名とか決定的な情報から検索しない？と思いましたが、劇中の記憶の消え方から考えるとそういう重要な情報から消えていくのかなと解釈。
で風景とか日常のやりとりとかが残ると。
三年間のズレを特定しなかった(出来なかった？)り、住所を特定しなかった理由にもなるのかもしれません。
でもスマホで日記書いてるしなぁ…。
私の想像ですが、もしかしたら特定したのにその都度忘れてしまったのかな。それならそういう描写が欲しいところです。
二時間弱から考えると仕方がないとも思いますが、もっと前半の入れ替わりを色々描写してくれた方が後半を引き立てたと思いました。
もっとも監督自身が編集を行っているだけあって、ここいらないだろって所も特になかったので難しそうではあります。
敢えて言うなら先輩いなくても良かったかな～。
チンピラのシーンはいらないです。
三年のズレを気づいてなかった三葉が、瀧くんと奥寺さんのデート当日と思って上京したときに、三年前の中学生時の瀧くんに会ってるのね。だから受験対策のためか単語帳見てたのか！
やっぱり三葉が東京に行くシーンはもっと詳しく描いてほしかったなぁ。
私はあのシーンが中学生の瀧くんと会ったと理解してなかったので、その後の三年前に会っていたという瀧くんのセリフが？でした。
瀧くんは死亡者名簿を見た時点、三葉は終盤瀧くんと入れ替わって吹き飛んだ街を見た時点で時間のズレに気づいたと思ってしまっていました。
というかこの時間のズレと入れ替わりに関しては、観終った後に色々調べてみましたが、やっぱり良く分からない状態です。
今から思い返すと瀧くんと三葉がズレに気づいてる反応をしたと思ったら、何それ！？みたいな反応もするので正直混乱気味で良く分からなかったですね。
父親を説得した下り、宮水家の設定はもう少し分かりやすく、かつ詳細に描写が欲しかったかな。
特に親父さん、自分の娘異常者扱いしてたでしょ。宮水家の役割分かってなかったの？って感じです。
恐らく説得されたのだから、少なからず事情は把握していたのではなかろうか。
ウィキによると民族学者だし、元々宮水家とか彗星について調べてたのかも。
もし奥さんと入れ替わりがあったならなおさら。三葉(中身は瀧くん)に病院行けの後に、誰だお前みたいに言ってたし、彗星はともかく入れ替わりに関しては知っていたと解釈しました。
想像ですが、瀧くんと三葉みたいに思春期で入れ替わってて、そこから民俗学に進んだのかなとか思っちゃった。
それでで、めでたく奥さん(二葉さん)と結婚したものの、
亡くなった奥さんへの愛情とおばあちゃん=神社側との確執というか意見の相違から、超常的な力ではなく政治によって街を守るって感じにシフトしたのかもしれない。
この辺りは二葉と結婚したのであって神社としたのではない的なセリフから想像しました。
親父さんは奥さん第一、おばあちゃんは彗星回避(というかしきたり？)第一で奥さん(娘さん)が犠牲になるのも致し方ないみたいな。
もし三葉(というか瀧くんか)が大火後に彗星の衝突回避のための入れ替わりと気づいた最初の人物なら、親父さん説得できた意味が分からないし。
説得できた=ある程度事情を知っていたに一票。
それからおばあちゃんや歴代の巫女さん方＆旦那達も同じ経験してたなら、大火後に新たに文献なり作って残しておきなさいよとも思いました。
記憶が消えるにしても多少は何かしら残せるでしょ。
個人的には彗星での被害の改変という大きなスケールではなく、三葉一人の生死を改変するくらいが丁度良かったのではないかと思います。
過去作と同じになっちゃうのかもしれませんが。
やっぱり一回観ただけじゃ分からないこと多いな～。
拙文ですが何卒ご容赦下さいませ。
