広島の不動産に関する所感

先日、広島出身の友人に、市内(おもに中区)を案内して貰って観光してきました。

私は弾丸ツアーで色々回るよりも、一つの地点を何日もかけて観光するタイプなので、今回も中区＋αを5日間かけて回りました。

この際に感じた不動産に関する所感を書きたいと思います。

1.立地

まず広島市内は非常にコンパクトで、中心部は徒歩でも十分に移動できます。路面電車が運行しているので、市の端から端まで移動するのも苦ではありません。

JRを使えば宮島や呉へも2時間程度で行ける立地も○。

ただ空路の場合、広島空港からリムジンバスで市内まで1時間かかるのはマイナスポイントです。

中心部には大きなアーケード街があり、カフェや土産物屋から高級ブランドショップまで何でも揃っています。

非常に住みやすい住環境と思いました。

2.街の雰囲気

女性はおとなしい、おしとやかな感じの方が多いですが、男はオラオラ系で某男性ダンス＆ボーカルグループみたいな身なりの方が大変多かったです。

別に絡まれたりしたわけではないですが、そういう雰囲気が嫌いな方はマイナスポイントでしょうか。

広島出身の友人曰く、ガラは悪いとのことです。

3.賃貸需要

少し前に新聞記事で、広島は訪日客増加によってホテルの建設ラッシュが起こっていて地価が上がっているというものがありました。

確かに、私が行った時も大型のビジネスホテルの建設予定がありましたし、上記の記事はその通りなのだろうという感じです。

一方でテナント募集はかなり多かった印象。特にアーケード街の中でも幾つかあり、店舗は厳しそうな印象でした。

私の友人は、海外生活も長く日本でも外国人の出入りするお店に通っていて、広島でも行きつけのお店に連れて行ってもらいました。どちらも30年来の老舗で、大変繁盛していました。

もし広島で店舗を構えるなら、英語が堪能であればかなり有利ではないかと思います。

宿泊はゲストハウスに泊ったのですが、一泊1700円という超破格の割に内部はまあまあ綺麗でした。トコジラミいたけど…というかトコジラミ初めて見ました。不幸中の幸いにも私は刺されませんでした。

4.総論

住みやすい街ではありますが、レジデンス系の一棟アパート等を持つには土地勘が無いので不明、テナントは英語必須、宿泊系は伸び代ありかな。

実需でマンションや戸建て買うのは全然ありなエリアだと思いました。

競売の結果

先日入札した競売の結果ですが、残念ながら落札ならず。

まあ競売の勉強としてのお遊び入札だったので構わないのですが、予想を超えた高値で落札されたので、関係者による妨害工作なのかなと疑ってしまいます。

別に資料はネット上に出てるので詳細を書くと…

茅場町徒歩3分のワンルーム、ストークマンション新川901が基準価格7万で出ていました。

なんでこんなに安いのかということを説明します。

大体ですがこの区分マンションの相場は1000万前後で、実際にそのくらいの価格で取引も成立し、かつ現時点で売りに出てる物件もいくつかあります。

その物件は多額の管理費の滞納があり、その額300万、遅延損害金が400万、つまり7万で落札しても支払いは707万になります。

ここからは私の推測ですが、3点セットにはある程度のリフォームが必要と書いてあるのでリフォーム費として100万、立退きのために100万と考えるとその時点で907万。

つまり転売を考えると7万で落札しても旨味0ということになります。では持ってるとどうかというと私が調べた時点では980万で出てる部屋があったので、そっちを交渉した方が安くで安全に買えると思います。

まあ100万とかで落札する人いそうだな～と思っていたらなんと1777万。高値掴みとかそういうレベルではないので、入札の妨害かなと思ったわけです。

もしくはリバ○ルさんで1800万で出てる部屋があるので、その額で良いやという方が入れたか…。

保証金14000円放棄してまた入札にかかるのかどうか継続して見てみようと思います。

入札してきました

先日、期間入札に入札してきました。

前回、民事執行センターで貰った3種の書類を記入し、窓口で職員の方にかるくチェックしてもらいました。特に問題なかったようで入札したという証明書を貰ってひとまず完了。

目黒駅から往復80分、街を散策しながらの入札でした。

おさらいすると

1．入札書類を貰う(郵送の場合は民事執行センターに切手を貼った返信用封筒を同封して請求するそうです)

2.振込依頼書を使って保証金を振り込む

3枚つづりになってて1枚目が金融機関、2枚目が裁判所、3枚目が控えになります。

入札期限までに着金していないと入札無効なのでギリギリに振り込むのはお勧めしないとのこと。

3.入札保証金振込証明書

2の振込依頼書を貼って必要事項を記入。振込依頼書に割印を2つ、氏名のところにも押印します。計3か所ハンコを押します。実印ではなく認印でOK

4.入札書の記入

一番上の提出年月日、事件番号、物件番号、入札価格を慎重に記入します。事件番号、物件番号は違うと入札無効、入札価格もケタを多いほうに間違えると悲惨ですので要チェック。

ここは本人の氏名の欄に押印をひとつ。

記入してチェックしたら書類一式の中にある封筒に入れて封をします。これまた封をしてないと入札無効だそうです。封筒の表にも事件番号と物件番号を記入します。

5.その他の書類

私は法人で入札するので3カ月以内に取得した履歴事項証明書を提出しました。

個人の場合は住民票が必要だそうです。

最後に3種(履歴事項証明書、入札書の入った封筒、入札保証金振込証明書)を出して晴れて入札完了です。

書類を貰った時は大通り沿い、提出するときは大通りから1本入って行きましたが、目黒といえども古い家屋が多かったし道も結構せまいところが多かった印象です。

というか廃屋や恐らく接道義務違反の再建築不可っぽい物件もかなり見受けられました。

通り沿いは綺麗なんですけどね。やっぱり現地はちゃんと歩いてみないといけないですね。

途中で売り戸建てを見かけました。

前面道路が恐らく4m、土地23坪、木造二階建ての戸建てが6700万で出ていました。目黒駅から徒歩30分くらいだったと思います。

この接道、立地、築年数、敷地の広さから考えると目黒アドレスでもちょっとな～という感想です。

大通り沿いはやたら家具屋さんが多かったようですけど、そういう土地柄なのかな。

眺めるだけでもインテリアの勉強になりました。